アントニオ・リュディガー【写真:Getty Images】
チェルシーに所属する26歳のドイツ代表DFアントニオ・リュディガーが人種差別を受けたと訴えていた問題で、証拠不十分により警察による捜査が終了したようだ。6日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
問題が起きたのは現地時間12月22日に行われたトッテナム対チェルシーの試合。62分にトッテナムのソン・フンミンがレッドカードを受けて退場する直後、スタジアムに詰め掛けたトッテナムファンの一部がリュディガーに対して人種差別行為を行なっていたとされる。
同紙によると、専門家を交えて映像確認などを行なったが、リュディガーに対する人種差別の証拠が見つからなかったとのこと。仮に証拠が見つかっていた場合、該当するトッテナムファンはスタジアム生涯入場禁止の処分を下される可能性があった。
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