ズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
【ミラン 0-0 サンプドリア セリエA第18節】
セリエA第18節のミラン対サンプドリアが現地時間6日に行われた。試合は0-0の引き分けに終わっている。ミランのFWズラタン・イブラヒモビッチは55分から途中出場した。
この冬に加入したイブラヒモビッチがベンチスタートとなったミランは、厳しい立ち上がり。20分あたりはまでは、チャンスらしいチャンスをつくれずにいた。
0-0で折り返すと、ピオリ監督は50分すぎに決断。イブラヒモビッチがアップを終えてベンチに呼ばれると、スタジアムが大いに盛り上がった。
55分、イブラヒモビッチはピョンテクと交代で登場。ラファエル・レオンとともに入った。これでミランは4-3-3から4-2-3-1に変更し、イブラヒモビッチをターゲットにした攻撃で先制を目指す。
イブラヒモビッチは59分、右からのクロスにヘディングで合わせたが、これはしっかり捉えることができない。それでも、チャンスメークでも存在感を示すイブラヒモビッチの投入でミランの攻撃は活性化した。
しかし、その後はなかなかチャンスが広がらない。ミランが押し込んだものの、イブラヒモビッチのところまでなかなかボールが入らなかった。サイドからのクロスは精度を欠き、目的地にたどり着かない。
結局、ミランは最後までサンプドリアからゴールを奪えず、試合は0-0の引き分けで終了。イブラヒモビッチは2012年5月以来のサン・シーロでのプレーとなったが、自身の“再デビュー”にゴールで花を添えることはできなかった。
【了】