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酒井宏樹、4部相手に退場で仏メディア酷評。「最悪の形で1年をスタート」

text by 編集部 photo by Getty Images

酒井宏樹
マルセイユの酒井宏樹【写真:Getty Images】

 クープ・ドゥ・フランス(フランス杯)ラウンド64のトレリサック対マルセイユ戦が現地時間5日に行われ、1-1からPK戦4-2でマルセイユが勝利を収めた。マルセイユの日本代表DF酒井宏樹は左サイドバックとして先発出場したが、後半終了間際に退場処分を受けている。

 4部のトレリサックに対して開始直後に先制を許したマルセイユだが、20分にはディミトリ・パイェのゴールで同点。そのまま1-1で迎えた後半終了間際、立て続けに2枚のイエローカードを受けた酒井は退場となった。延長戦を10人で戦ったマルセイユだが、PK戦で辛うじて勝ち進むことに成功している。

 フランスメディアは酒井のパフォーマンスを酷評している。『ル・フィガロ』紙はこの試合で良くなかった選手の一人としてピックアップ。「(左SBでの)起用ははっきり言って奏功しなかった。残念なパフォーマンスの末に、終了間際には完全に壊れてしまった」と評した。

 フランス『Maxifoot』では酒井に対してチーム単独最低点となる「3」の低採点をつけた。「攻撃寄りでプレーしたが、彼のサイドでの相手のプレーに対してしっかり対応できない場面もあった。特に延長直前の退場はマルセイユの頭上に冷水を浴びせることになりかねなかった」と寸評している。

『Le Phoceen』でも同じく酒井の採点は単独最低の「3」。「最悪の形で1年をスタートさせた。守備面で苦戦し、延長直前に立て続けに2枚のイエローを受けて退場になった」とコメントを添えている。

 退場による出場停止処分はリーグ戦に適用され、酒井は現地時間10日に行われるリーグアン第20節のレンヌ戦に出場不可能となる。

【了】

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