現地時間5日に行われるプリメイラ・リーガ（ポルトガル1部）第15節の試合で、スポルティングCPとポルトが対戦する。スポルティングのジョゼ・ペゼイロ元監督はこの試合を前に、現ポルトの日本代表FW中島翔哉の獲得を検討していたことを振り返った。

「個別の選手についてあまり話をしたくはないが、ここ最近良いプレーを見せている選手の一人が中島だ」とペゼイロ氏はポルトガル紙『オ・ジョーゴ』にコメント。昨年末にかけて先発に定着し、待望の移籍後初ゴールも挙げるなど調子を上げてきた日本人アタッカーを称えている。

　ポルトを率いた経験も持つペゼイロ氏は、2018年夏にスポルティング監督に就任。中島はその前年の2017/18シーズンにポルティモネンセで10得点12アシストを記録するなどの活躍をみせ評価を高めていたところだった。

「当時スポルティングで我々が獲得したいと望んでいた選手の一人だった。だが（移籍金が）高かったので実現できなかった」とペゼイロ氏は、中島の獲得を望んでいたことを明かしている。

　2018年10月にペゼイロ氏の率いるスポルティングと対戦した中島は、2得点2アシストの大暴れでポルティモネンセを4-2の勝利に導いた。今回のスポルティング戦ではどのようなパフォーマンスを見せられるだろうか。

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