131年の歴史がある英国の経済紙『フィナンシャル・タイムズ』が26日、2010年代を形作った人物50人を発表し、サッカー界からはバルセロナに所属する32歳のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと、ユベントスに所属する34歳のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを選出した。

　様々な分野から50人が選ばれ、政治家からは元米国大統領のバラク・オバマ氏。経済界からはUber設立者のトラビス・カラニック氏などが選ばれている。そして、サッカーにおいてはメッシとC・ロナウドを選出し「サッカー史上最大の競争」とコメント。「2人の選手は、過去10年間、スペインリーグ、チャンピオンズリーグ、ワールドカップと世界のサッカーゲームコンソールの中で競争してきた。過去10年のうち9回も世界最高の選手賞を分け合った」と書いた。

　また、サッカーが世界的なスポーツになるための原動力になり、数多くのファンを作り出したことで、膨大な金額のスポンサー料、中継権料を受け取るスポーツとなったと記している。2010年代は間もなく終わり、2020年代に突入する。果たして、次の10年間では、どのようなスターが現れるのだろうか。

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