ソン・フンミン【写真:Getty Images】
【トッテナム 0-2 チェルシー プレミアリーグ第18節】
プレミアリーグ第18節、トッテナム対チェルシーの試合が現地時間22日に行われ、トッテナムは0-2の敗戦を喫した。この試合でファンの人種差別行為が問題となっていた。そして、トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンに対する人種差別によりチェルシーファンが逮捕されたと、23日に英メディア『BBC』が報じている。
トッテナムが0-2のビハインドで迎えた60分、ソン・フンミンはチェルシーのDFアントニオ・リュディガーと交錯して転倒。その際に高く上げた足の裏がリュディガーの胸付近に当たる形となり、リュディガーはピッチ上に倒れ込んだ。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)による確認を経て、主審はソン・フンミンにレッドカードを提示している。
同メディアによると、ソン・フンミンに対する人種差別によりチェルシーファンが逮捕されたとのこと。また、両クラブは人種差別行為に対して厳格な態度を取っており、見つけ次第、生涯スタジアム入場禁止などの処分を下すと発表している。
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