シュトゥットガルトから解任されたティム・ヴァルター監督【写真:Getty Images】
日本代表MF遠藤航が所属するシュトゥットガルトは現地時間23日、ティム・ヴァルター監督を解任したと発表した。
クラブは公式SNSで「2019年の最後の試合を終え詳細な分析をした結果、監督の任を解くという今回の決断を下した」と理由を説明した。なお、クラブ側から後任の発表は行われていない。
今季からシュトゥットガルトの監督に就任した44歳のヴァルター監督は開幕から順当に勝ち点を積み重ね9月下旬には首位に導く。しかし10月に入り3連敗を喫すると最後の10試合で11ポイントしか取れず今回の決定となったようだ。
ヴァルター監督の解任によって遠藤の出場機会にも影響があるかもしれない。先月11月3日にブンデスリーガデビューした遠藤は同月24日のカールスルーエ戦以降、5試合連続でスタメン出場を果たすなどボランチとしてレギュラーを獲得していた。
2019年を終えて昇格プレーオフ圏内の3位となっているシュトゥットガルト、自動昇格の2位以上を目指すチームにとって、この判断は果たして吉と出るか凶と出るか。
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