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引退迫るダビド・ビジャは欠場。ヴィッセル神戸決勝進出でラストマッチに期待繋ぐ

text by 編集部 photo by Getty Images

ダビド・ビジャ
ヴィッセル神戸のダビド・ビジャ【写真:Getty Images】

 第99回天皇杯準決勝のヴィッセル神戸対清水エスパルス戦が21日に行われ、3-1の勝利を収めた神戸が決勝進出を果たした。神戸の元スペイン代表FWダビド・ビジャには、現役ラストマッチでタイトル獲得に挑戦できる可能性が残った。

 今年から神戸でプレーしていたビジャは11月13日に今季限りでの現役引退を発表。ワールドカップとEURO両大会の優勝&得点王なども成し遂げてきた栄光のキャリアに、日本で終止符を打つことになった。

 J1では最終節のジュビロ磐田戦でもPKでのゴールを挙げるなど、計13得点でシーズンを終えた。天皇杯の元日決勝で最後のタイトルを獲得して現役生活を締めくくることにも強い意欲を見せていた。

 だが準決勝の清水戦ではコンディション不良のためベンチにも入らず、スタンドから試合を観戦。チームが敗れればそのまま現役引退となるところだったが、1得点1アシストを記録したMFアンドレス・イニエスタの活躍などもあり神戸が決勝進出を果たした。

 新国立競技場で行われる決勝では、神戸は鹿島アントラーズ対V・ファーレン長崎戦の勝者と対戦する。ビジャはこの試合のピッチに立ち、有終の美を飾ることができるだろうか。

【了】

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