日本代表MF南野拓実は現地時間の19日、1月にリバプールへ移籍することが正式に決まった。南野は現地時間の10月2日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ（CL）グループE第2節のリバプール戦でボレーシュートを決めている。

　ザルツブルクはCLグループリーグ第1節でヘンクに6-2で勝利。連勝を目指すザルツブルクはリバプールの本拠地アンフィールドに乗り込んだ。前半で3点を奪われたザルツブルクだったが、ファン・ヒチャンのゴールで1点を返し前半を1-3で折り返す。すると、この試合に先発した南野が1点差に追いつくゴールを決める。

　1-3のザルツブルクビハインドで迎えた56分、左サイドでボールを受けたファン・ヒチャンが中央にクロスを供給。すると南野が右足で叩きつけるようなボレーシュート。これがゴール左に決まり、ザルツブルクが1点差に詰め寄った。

　この直後にリバプールを率いるユルゲン・クロップ監督の表情が映し出され、南野の実力を確信したかのような笑みを見せていた。この一撃が南野の獲得を加速させたかもしれない。

　現地時間の19日にUEFAチャンピオンズリーグの公式ツイッターがこのゴールシーンの動画を投稿している。