ニクラス・ベントナー【写真:Getty Images】
デンマーク1部のコペンハーゲンは17日、今年末で契約の満了するデンマーク代表FWニクラス・ベントナーが契約を延長せず退団することを発表した。
ベントナーは今年夏の移籍市場最終日となった9月2日にコペンハーゲンに加入。プロキャリアで初めて母国のクラブでプレーすることになった。
コペンハーゲンでは約4ヶ月間の在籍でリーグ戦6試合に出場して無得点。カップ戦では1試合に出場し1ゴールを記録した。また、ヨーロッパリーグでもグループリーグ1試合に交代出場していた。
これまでのキャリアではたびたびピッチ内外での問題行動も繰り返してきたベントナー。だがストーレ・ソルバッケン監督は「彼は模範的な生徒だった。経験を活かしてチームや若い選手たちを助けてくれた」と述べ、感謝の言葉とともにベントナーを送り出している。
ベントナー自身は「もちろんもっと出場したかったし、できればもっと長い契約を交わしたかったが、監督の決定を尊重する」とコメント。今後については「サッカー界で新たな冒険にチャレンジするのか、人生の新たな冒険をスタートさせるのか慎重に考えたい」と31歳での現役引退の可能性も示唆している。
ベントナーは2005年にアーセナルでプロキャリアをスタートさせ、ユベントスなどへのレンタルも経験しつつ2014年まで在籍。その後はヴォルフスブルク、ノッティンガム・フォレスト、ローゼンボリでプレーしてきた。
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