森崎浩司氏【写真:Getty Images】
J1のサンフレッチェ広島は17日、同クラブのアンバサダーを務める森崎浩司氏が東京2020オリンピック聖火ランナーを務めることが決定したとして発表を行った。
現在38歳の森崎氏は広島の下部組織から2000年にトップチームに昇格。双子の兄弟の森崎和幸氏とともに3回のリーグ優勝などに貢献し、2016年に現役を引退するまで広島一筋のキャリアを過ごした。引退後の2017年からクラブの初代アンバサダーを務めている。
「広島を代表して走ることの意味をしっかりと胸に刻み、スポーツができる平和に感謝して、想いを多くの方に届けられるように走りたいです。広島の街を明るくし、スポーツを盛り上げられるように、精一杯、頑張ります」と森崎氏は聖火ランナー選出についてクラブを通してコメントしている。
東京五輪聖火リレーは2020年3月26日に福島県のJヴィレッジをスタートし、7月24日まで約4ヶ月間をかけて47都道県を巡る。福島を出発する「グランドスタート聖火ランナー」はなでしこジャパン(サッカー日本女子代表)のFIFA女子ワールドカップドイツ2011優勝メンバーが務めることも17日に発表されている。
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