ロベルト・カルロス氏【写真:Getty Images】
今から22年前の1997年12月10日。当時、レアル・マドリーに所属していたロベルト・カルロス氏が、チャンピオンズリーグ(CL)のポルト戦で“悪魔の左足”の呼び名に相応しいほどの美しい弾道を描く直接FKを決めた試合があった。
ラウール氏やクラレンス・セードルフ氏、フェルナンド・モリエンテス氏などと共に先発出場を果たしたカルロス氏は、2-0で迎えた48分にペナルティーエリア右方向から直接ゴールを狙うフリーキックを披露。ボールは壁を超える美しい弾道でゴール右隅を捉えた。“世界最高の左サイドバック”や“悪魔の左足”と称されるほどの実力を見せつけたのである。
フェルナンド・イエロ氏やダヴォール・シューケル氏の活躍もあり、マドリーは4-0の勝利をおさめた。その後も勝ち進み、最終的に1997/98シーズンのCL制覇を成し遂げている。欧州サッカー連盟(UEFA)のCL公式ツイッターは、動画付きでカルロス氏のゴールを紹介している。