ジェンナーロ・ガットゥーゾ氏【写真:Getty Images】
セリエA・ナポリは同クラブを指揮するカルロ・アンチェロッティ監督の解任を考えているようだ。9日付けの伊メディア『スカイ・イタリア』が報じている。
同メディアではミランの前監督であるジェンナーロ・ガットゥーゾ氏がナポリの監督を務めることになると伝えている。なお既にナポリの会長であるアウレリオ・デ・ラウレンティス氏はガットゥーゾ氏と会談し両者はほぼ合意しているとも伝えている。
現在のナポリは10月23日のザルツブルク戦以降、公式戦9試合勝ちがなくリーグ戦では7位と低迷している。チャンピオンズリーグ(CL)では2位と自力での決勝トーナメント進出を決めることが出来る状況ではあるが、現地時間10日に行われる対ヘンク戦の結果に関わることなくアンチェロッティ監督はクラブを去ることになると『スカイ・イタリア』では分析している。
アンチェロッティ監督はパリ・サンジェルマン(PAG)やレアル・マドリー、バイエルン・ミュンヘンなどで指揮を執った経験をもち2018年7月からナポリの監督に就任、1年目はチームをリーグ戦で2位に導いた。
一方、ナポリ監督就任が噂されているガットゥーゾ氏はスイスやギリシャで監督経験を積み2017年11月にミラン監督に就任した。しかし昨季チームは5位でCL出場権を逃しその責任を取り双方合意の下で契約を解除し現在はフリーとなっている。
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