原口元気【写真:Getty Images】
ハノーファー所属のFW原口元気を8日付けの独紙『ビルト』が大きく取り上げている。
同紙は「ハラグチが突然“トクテンシャ”になった」との見出しで原口の直近の活躍を報じている。原口は先月25日のダルムシュタット戦で今季初ゴールを挙げると今月7日の対アウエ戦でも決勝ゴールを決めるなど輝きを取り戻している。
活躍の要因として『ビルト』では監督の存在を挙げている。先月14日、ハノーファーは成績不振のミルコ・スロムカ監督を解任しケナン・コジャク監督を迎えた。この監督交代を境に原口のパフォーマンスが向上しているとしている。
またコジャク監督は原口を本職のサイドから中央にコンバートしている。高いボールキープ力と縦への推進力を期待してのセントラルMFでの起用が今のところ的中していると分析している。
「チームはもっと良くなってくると思う」とアウエとの試合後にコメントした原口。新監督就任後3戦2勝とシーズン序盤の不調から脱出しつつあるチームが今後上位に上がるには原口の活躍が必要不可欠になりそうだ。
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