バルセロナのアンス・ファティ【写真:Getty Images】
バルセロナは4日、同クラブに所属する17歳のU-21スペイン代表FWアンス・ファティとの新たな契約が合意に達したことを発表した。契約期間はこれまでと変わらず2022年6月30日までとなり、さらに2年間の延長オプションがつく。
契約解除金はこれまで1億ユーロ(約120億円)に設定されていたが、1億7000万円(約205億円)に引き上げられる。さらに、今後トップチームの一員としてフルタイムのプロ契約を交わした際には4億ユーロ(約482億円)にまで引き上げられることも明らかにされている。
10歳のときバルサ下部組織に加入したアンス・ファティは今年8月、バルセロナBを飛び越えて“飛び級”でトップチームにデビュー。16歳298日での公式戦出場はクラブ史上2番目の若さでのデビューとなった。
その1週間後には16歳304日でクラブ史上最年少ゴールを記録。その後もリーガ史上最年少での1得点1アシストや、バルセロナでのチャンピオンズリーグ(CL)最年少出場など様々な記録を塗り替えてきた。
今季バルセロナではここまでリーグ戦9試合とCL2試合に出場。今週末の7日に行われるマジョルカ戦では、かつて下部組織でともにプレーした久保建英との対決が実現するかどうかにも注目が集まる。
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