マルセイユの酒井宏樹【写真:Getty Images】
フランス・リーグアン第16節のアンジェ対マルセイユ戦が現地時間3日に行われ、アウェイのマルセイユが2-0で勝利を収めた。マルセイユの日本代表DF酒井宏樹のパフォーマンスに対し、フランスメディアはおおむね及第点以上の評価を下している。
酒井はこの試合に右サイドバックとして先発出場。1-0のリードで迎えた38分にはペナルティーエリアに侵入して相手選手のファウルを受け、追加点に繋がるPKを獲得した。だがこの転倒の際に左肩を痛めた様子で、ハーフタイムでの交代を余儀なくされた。
45分間のみのプレーとなった酒井に対し、仏紙『レキップ』は採点「6」と及第点、地元紙『ラ・プロヴァンス』も「6.3」とチーム内で平均的な採点をつけている。
『Maxifoot』では酒井に採点「6.5」をつけ、「右サイドでいつもどおり献身的なプレー。守備面で多少物足りない部分もあったが、アンジェの攻撃に対して被害を抑え、PK獲得という形で奮闘が報われた」と評している。
『Le Phoceen』でも同じく採点「6.5」とし、「攻め込まれたが常に対応できていた。1対1位に強さを見せ、PKを獲得」と評価。『Homme du Match』では採点は「5.5」ながらも「彼のサイドで常に精力的だった。PK獲得の場面のようによく攻め上がっていた」と好意的に評価している。
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