チェルシーのフランク・ランパード監督【写真:Getty Images】
チェルシーは、国際サッカー連盟(FIFA)から下された補強禁止処分が撤回されるかどうか、近日中に結論が出ることが見込まれるようだ。英紙『デイリー・メール』が3日付で伝えた。
チェルシーは18歳未満の選手の国際移籍に関する規定に違反したとして、今年2月にFIFAから補強禁止の処分を言い渡された。今年の夏と来年1月の2回の移籍市場で新たな選手を加えることができず、次に補強が可能となるには来年夏の移籍市場を待たなければならない。
だがチェルシーは不正がなかったとして処分への不服を訴え、FIFAに対して異議申し立てを行った。今年5月にその訴えが棄却されたあと、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への上訴を行っている。
その審議は11月20日に行われるとも報じられていたが、まだ動きはない。フランク・ランパード監督は3日の会見で「その後何も聞いてはいないが、もうすぐだと思う。数日だろう」とコメントしている。
今年の夏には新たな選手を補強できなかったが、下部組織出身の若い選手たちも台頭してきているチェルシー。処分が解除されたとすれば、クリスタル・パレスのFWウィルフレッド・ザハ、ボルシア・ドルトムントのFWジェイドン・サンチョ、RBライプツィヒのFWティモ・ヴェルナー、レスター・シティのDFベン・チルウェルなどがランパード監督の希望する新戦力候補だとされている。
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