横浜F・マリノスの栗原勇蔵【写真:Getty Images】
J1の横浜F・マリノスは2日、同クラブに所属する元日本代表DF栗原勇蔵が2019シーズン限りで現役を引退することを発表した。
栗原は1983年9月18日生まれの36歳。横浜FMのジュニアユース、ユースを経て2002年にトップチームに昇格し、18年間のプロキャリアを横浜FM一筋で過ごしてきた。
横浜FMではこれまでにJ1のリーグ戦通算316試合、公式戦合計453試合に出場。今季はリーグ戦での出場はないがルヴァンカップで4試合、天皇杯で1試合に出場している。
2006年にはイビチャ・オシム監督率いる日本代表にデビューし、その後2010年から2013年にかけて代表でプレー。計20試合に出場し、ブラジルワールドカップ予選での2試合連続ゴールを含めて通算3得点を挙げた。
クラブは7日に行われる今季J1最終節のFC東京戦終了後に引退セレモニーを実施することも発表している。この試合では横浜FMは4点差以上で敗れなければ今季のリーグ優勝も勝ち取ることができる。
「F・マリノスでは、サッカー選手としてはもちろん、人間としても成長させてもらいました。18年の間に、選手としてチームに貢献できた部分もあると思いますが、足りない分はこれから返していければと思っています」「本当に幸せな時間をありがとうございました!」と栗原は引退についてコメントを述べている。
【了】