ギラヴァンツ北九州がJ3優勝【写真:Getty Images】
明治安田生命J3リーグ第33節の各試合が1日に開催された。今節の結果により、ギラヴァンツ北九州が今季のJ3優勝を確定させた。
前節でJ3の2位以内と、来季のJ2自動昇格を決めていた北九州。ホームでガイナーレ鳥取と対戦した今節は勝利を収めれば自力で優勝を決定できる状況だった。
前半18分には鈴木国友のゴールで鳥取が先制し、そのまま1点のリードで折り返す。北九州は後半立ち上がりの49分に町野修斗のゴールで同点としたが、逆転はならず1-1のドローに終わった。
だが逆転優勝の可能性を残していた2位の藤枝MYFCはアウェイでY.S.C.C.横浜と対戦し、0-3で敗戦。この結果、1試合を残して北九州の優勝が決定した。昨季のJ3最下位から劇的復活を果たしてのクラブ初タイトルを勝ち取った。
一方、藤枝を追っていた3位のザスパクサツ群馬はいわてグルージャ盛岡に1-0で勝利し、藤枝と勝ち点で並んで得失点差で2位に浮上。4位のロアッソ熊本は福島ユナイテッドFCに2-1の勝利を収め、数字上は2位浮上の可能性を残した。
最終節の結果、J2ライセンスを取得していない藤枝が2位になったとすれば、J2を21位で終えた鹿児島ユナイテッドFCはJ2に残留する。群馬が2位を守った場合、あるいは得失点差により非常に困難ではあるが熊本が2位に浮上した場合はJ2昇格となり、鹿児島はJ3に降格する。
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