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FC東京が来季ACL出場権獲得。アントラーズとフロンターレが最終節で3位争い

text by 編集部 photo by Getty Images

FC東京
FC東京がACL出場権獲得【写真:Getty Images】

 明治安田生命J1リーグ第33節の試合が30日に各地で開催された。今節の結果により、首位の横浜F・マリノスに続いて2位のFC東京も来季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を獲得した。

 横浜FMは前節の時点で3位以内でのACL出場権獲得を確定。優勝を決められる可能性があった今節も川崎フロンターレに4-1の勝利を収めたが、FC東京も勝ち点1を加えたことで、優勝争いは最終節まで持ち越された。

 FC東京が逆転優勝を飾るためには、最終節の横浜FMとの直接対決に4点差以上の勝利を収める必要がある。だがいずれにしても、3位の鹿島アントラーズが敗れたことで、FC東京は2位以内で今季を終えることが決まった。ACL出場は2012年、2016年に続いて4年ぶり3回目となる。

 ヴィッセル神戸に1-3で敗れた鹿島と、横浜FMに敗れた川崎Fの勝ち点差は3ポイントのまま変わらず。最終節でこの両チームがACLの最後の出場枠が懸かる3位を争う。鹿島はアウェイで名古屋グランパスと、川崎Fはアウェイで北海道コンサドーレ札幌と対戦。鹿島は引き分け以上なら自力で3位が決まる。

 ACL出場権は天皇杯優勝チームにも与えられるが、準決勝に勝ち残っている鹿島がJ1を3位で終えた上で天皇杯優勝を飾ったとすれば、J1の4位チームもACLに出場することになる。川崎Fと1ポイント差で5位に位置するセレッソ大阪も、最終節で4位に浮上したとすればACL出場の可能性が出てくる。

 12月21日に行われる天皇杯の準決勝は神戸対清水エスパルス、鹿島対V・ファーレン長崎(J2)の各カード。決勝は2020年元日に行われる。

【了】

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