アーセナルの暫定監督を務めるフレドリック・ユングベリ氏【写真:Getty Images】
アーセナルを率いていたウナイ・エメリ監督は成績不振により現地時間29日に解任された。英国メディアでは今後の後任監督選びに向けた見通しが盛んに伝えられている。
今季プレミアリーグで低調な戦いが続いていたアーセナルは、28日に行われたヨーロッパリーグのフランクフルト戦にもホームで1-2の逆転負けを喫して公式戦7試合白星無し。鎌田大地に2ゴールを奪われての敗戦が最後の引き金となり、ついに監督交代に踏み切ることになった。
当面は、これまでアシスタントコーチを務めていたフレドリック・ユングベリ氏が暫定的にチームの指揮を執ることになる。だがどこかの段階で正式な形での後任監督を迎え入れることになるかもしれない。
英『スカイ・スポーツ』は、アーセナルの新監督候補としてユベントス前監督のマッシミリアーノ・アッレグリ氏、レスター・シティのブレンダン・ロジャース監督、マンチェスター・シティでアシスタントを務めるミケル・アルテタ氏、ナポリのカルロ・アンチェロッティ監督、ウォルバーハンプトンのヌーノ・エスピリト・サント監督の名前を挙げている。
『BBC』では上記のほか、クラブのレジェンドである現ニースのパトリック・ヴィエラ監督や、先日トッテナム監督を解任されたマウリシオ・ポチェッティーノ氏、現ボーンマスのエディー・ハウ監督、現大連一方(中国)のラファエル・ベニテス監督、現アヤックスのエリック・テン・ハーグ監督らも候補だとしている。
また、ユングベリ氏が暫定監督からそのまま正式監督に就任することもあり得ると予想されている。これまでトップレベルでの監督経験はないが、コーチとしての仕事は高く評価されているとのこと。チームの立て直しに成功すれば契約を提示される可能性もあるかもしれない。
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