ニール・メラー(左)とスティーブン・ジェラード(右)【写真:Getty Images】
11月28日、アーセナルはフランクフルトの鎌田大地に2ゴールを浴び、監督交代へと動くことになった。2004年の同じ日にも、アーセナルは印象的な負け方をしている。
アーセナルは2004年11月28日にアンフィールドでリバプールと対戦。無敗優勝を飾った伝説のシーズンの次のシーズンもアーセナルは強かったが、10月24日のマンチェスター・ユナイテッド戦で黒星がつく。そして、このシーズン2敗目がついたのが、リバプール戦だ。
スティーブン・ジェラードのパスを受けたシャビ・アロンソが鮮やかにミドルシュートを突き刺してリバプールが先制すると、アーセナルは後半に入ってアーセナルらしい細かいパスのつなぎからパトリック・ヴィエラが巧みなタッチで同点弾を挙げる。
そんな白熱の一戦で勝負を決めたのが、リバプールのアカデミー出身のニール・メラーだった。試合終了間際、前線の競り合いでこぼれたボールをダイレクトで狙うと、強烈なシュートがゴールネットに突き刺さり、スタジアムのファンが熱狂に包まれている。
プレミアリーグの公式ツイッターは、この試合のハイライトシーンを改めて紹介。当時のアーセナルとリバプール、それぞれの色が凝縮されたビッグマッチは必見だ。