フランクフルトの長谷部誠と鎌田大地【写真:Getty Images】
ヨーロッパリーグ(EL)グループリーグF組第5節のアーセナル対フランクフルト戦が現地時間28日に行われ、アウェイのフランクフルトが2-1で勝利を収めた。2得点で勝利の立役者となった鎌田大地を、チームメートの長谷部誠も祝福している。
長谷部と鎌田はともにこの試合に先発でフル出場。前半にはアーセナルが先制したが、フランクフルトは55分に鎌田がエリア手前からの左足シュートを突き刺して同点とすると、64分にもCKのこぼれ球から再び鎌田が逆転のゴールを挙げた。
クラブ公式サイトは試合後の長谷部のコメントを伝えている。「大地におめでとうと言いたい。1点入れられれば2点目はすぐに続くと最近彼は話していました」と鎌田との会話を振り返った。
今季のフランクフルトでは8月11日に行われたDFBポカール(ドイツ杯)1回戦で初ゴールを挙げた鎌田だが、その後はブンデスリーガやELなど公式戦19試合に出場して得点がなかった。だが一旦沈黙を破ることができれば昨季のベルギーで見せたような得点力を取り戻す自信はあったようだ。その言葉の通り、久々のゴールからわずか9分後には再びネットを揺らすことになった。
長谷部はチームの戦いぶりについて「後半には攻撃面で良くなった」とコメント。「あとは最終節の試合にサポーターの前で勝ちたい。ブンデスリーガでもクリスマス前に勝ち点を積み重ねられるようにここから調子を取り戻さなければならない」と今後の戦いへの意気込みを述べている。
【了】