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中島翔哉の病状は? ELを欠場、ポルト監督が現状を説明「ウィルスに感染。次戦は…」

text by 編集部 photo by Getty Images

中島翔哉
ポルトに所属する日本代表MF中島翔哉【写真:Getty Images】

 日本代表MF中島翔哉が所属するポルトは28日、アウェイでのヨーロッパリーグ(EL)グループリーグ第5節・ヤングボーイズ戦に臨み2-1で逆転勝利を収めた。

 負ければグループリーグ敗退が決まる可能性もあったポルトは開始早々の6分にセットプレーから先制を許したが、後半の76分と79分にFWヴァンサン・アブバカルが立て続けにゴールを奪って歓喜に沸いた。

 ただ、ポルトの選手たちが喜びを爆発させている場に中島の姿はなかった。同選手は27日に体調不良のためヤングボーイズ戦に向けた遠征メンバーから外れたことが明らかになっていた。報道によると胃の不調で嘔吐などの症状が出ていたという。

 28日付のポルトガル『オ・ジョーゴ』紙によれば、「中島は胃の不調で目が覚め、遠征に出ることができなかった。彼は火曜日(26日)から水曜日(27日)にかけての夜、女性(妻か娘かは不明)も感染したウィルスによって病気になった。中島はほとんど眠れず、昨日(27日)の午前中に医師の診察を受けたが、(ヤングボーイズ戦で)オプションになる可能性なかった」とのことだった。

 結果的にポルトガルに残ってヤングボーイズ戦を欠場することになった中島だが、回復と復帰に向けた今後の見通しはどうなっているのだろうか。試合後の記者会見で「中島の状態についての最新情報と、次戦出場の可能性」について問うと、ポルトを率いるセルジオ・コンセイソン監督は次のように説明した。

「彼はウィルスに感染し、発熱があったためチームとともに連れてくることができなかった。だが、次のパソス・デ・フェレイラ戦にはフィットしているだろう」

 ポルトは12月2日にホームでリーグ戦が組まれており、パソス・デ・フェレイラと対戦することになっている。中島はまずその一戦に向けてコンディションを調整していくことになりそうだ。ヤングボーイズ戦から中4日の月曜日開催というのは背番号10にとって幸いかもしれない。

(取材・文:舩木渉【ベルン】)

【了】

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