スポルティングのブルーノ・フェルナンデス【写真:Getty Images】
ヨーロッパリーグ(EL)グループリーグD組第5節のスポルティングCP対PSV戦が現地時間28日に行われ、ホームのスポルティングが4-0で勝利を収めた。この結果スポルティングは決勝トーナメント進出、PSVは敗退が決定している。
PSVは先週末のリーグ戦に先発でフル出場していた日本代表MF堂安律がベンチ外。ELでは初戦に交代出場したあと3試合連続で先発出場していたが、初の欠場となった。
試合は序盤からホームのスポルティングがゴールを重ねていく。前半9分には左サイドからのスローインを受けたMFブルーノ・フェルナンデスのクロスにFWルイス・フェリペがヘディングで合わせて先制。16分にもB・フェルナンデスがエリア手前からの正確なミドルを突き刺してリードを広げた。
42分には右CKからB・フェルナンデスが上げたクロスにDFジェレミ・マテューがボレーで合わせて3点目。前半を3点リードで折り返したスポルティングは64分にもB・フェルナンデスがPKを成功させた。多くのビッグクラブから注目を集めるB・フェルナンデスは2得点2アシストの活躍。今大会5得点で得点ランキング首位タイにも浮上している。
同時刻に行われたグループDのもう1試合では、LASKがローゼンボリにアウェイで3-1の勝利を収めた。この結果、勝ち点12で首位のスポルティングと勝ち点10で2位のLASKが1試合を残してグループ突破を決定。勝ち点7のPSVは最終節に勝利してLASKと勝ち点で並んだとしても直接対決の結果で劣るため2位浮上は不可能となった。
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