マイケル・オーウェン氏【写真:Getty Images】
1996年から2013年に引退するまでリバプールやレアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッドなどでプレーしてきたマイケル・オーウェン氏。ワンダーボーイと称された同氏は、イングランド代表で89試合に出場し通算40得点を記録した。
そんなオーウェン氏は、18歳の時に出場した今から21年前のフランスワールドカップで活躍し、その名を世界に知らしめた。グループリーグを2位で通過したイングランド代表は、決勝トーナメント一回戦でアルゼンチン代表と対戦。PK戦の末、イングランド代表はアルゼンチン代表に敗れた。
アルゼンチン代表戦に先発したオーウェン氏。1-1で迎えた前半16分、自陣でボールを受けたベッカム氏は前線のオーウェン氏にパスを供給。センターライン付近でオーウェン氏はアウトサイドのトラップをすると、そのままDF一人をかわし、ドリブルで相手陣内に侵入。ゴール前のDFをまた一人かわし、右足でゴールを陥れた。ベッカム氏とオーウェン氏のホットラインで決めた逆転ゴールだった。
現地時間の21日にFIFAワールドカップの公式サイトがオーウェン氏のこのゴールシーンの動画を投稿している。