バイエルン・ミュンヘンのロベルト・レバンドフスキ【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが、今季驚異的なペースでゴールを重ね続けている。このままのペースを維持したとすれば、リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドが過去に樹立した大記録さえも更新する可能性が出てくるかもしれない。
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現地時間26日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のレッドスター戦では、レバンドフスキは4ゴールを叩き込んで6-0の大勝の立役者となった。CLではここまでグループリーグの5試合全てでゴールを挙げ、計10得点を記録している。
過去にはレアル・マドリーに所属していたC・ロナウド(現ユベントス)が、2015/16シーズンにグループリーグで計11得点、また2017/18シーズンにグループリーグ全6試合で得点という記録を達成している。レバンドフスキは次のトッテナム戦でもゴールを挙げればその2つの記録に並び、2得点以上ならC・ロナウドを上回ることになる。また、2013/14シーズンにC・ロナウドが達成した年間17得点というCLの1大会最多得点記録の更新にも期待がかかる。
レバンドフスキがゴールを量産しているのはCLだけではない。ブンデスリーガではリーグ新記録となる開幕からの11試合連続ゴールを挙げ、計16得点。カップ戦や代表チームの試合も含めると、今季4ヶ月ですでに合計31ゴールを叩き出している。
メッシは2011/12シーズンに、バルセロナで公式戦合計73得点、アルゼンチン代表を含めて合計82得点というキャリア最高の数字を叩き出した。だがその年のメッシでさえ、現在と同じ11月下旬時点での得点数は「27点」であり、現在のレバンドフスキより4点遅いペースだった。
ブンデスリーガがリーガエスパニョーラより年間4試合少ないこと、その年のバルサがクラブワールドカップにも出場していたこと(メッシは2得点)などを考えれば試合数の面では不利かもしれない。だが現時点ではレバンドフスキはメッシのキャリアハイを上回るペースでゴールを重ねている。
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