ジョゼ・モウリーニョ【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのトッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、オリンピアコス戦の同点弾に関与したボールボーイの少年を賞賛した。英メディア『BBC』などが現地時間の26日に報じた。
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現地時間の26日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第5節トッテナム対オリンピアコスが行われた。試合はトッテナムが4-2の逆転勝利を収めた。
前半終了間際までオリンピアコスに2点のリードを許していたトッテナム。前半ATにデレ・アリのゴールで1点を返した。1-2で迎えた50分、トッテナムは右サイド高い位置でスローインを獲得。すると、ボールボーイがすぐさまボールをセルジュ・オーリエに渡す。オーリエは素早くスローインで再開し、ルーカス・モウラに通る。モウラはドリブルで駆け上がり、中央にグラウンダーのクロスを供給。これをハリー・ケインがダイレクトで決め、トッテナムが同点に追いついた。
この得点の後、モウリーニョ監督はボールボーイと握手。さらに抱擁し、ボールボーイの行動を称えた。試合後のインタビューに臨んだモウリーニョ監督は「私のような賢いボールボーイが好きだ。私も少年時代は賢いボールボーイだった。あの少年は今日、賢かった。彼は試合の流れを読み、この試合の意味を理解し、重要なアシストをした」とコメントした。
チーム一丸となって全員で奪った同点ゴールが、この試合の勝利に繋がったと言えるだろう。
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