AZの菅原由勢【写真:Getty Images】
オランダ1部のAZに所属するU-22日本代表DF菅原由勢が、チームでの練習後に披露しようとした“新たな武器”が現地メディアに注目されている。オランダ『ノールトホランズ・ダフブラット』が伝えた。
菅原は名古屋グランパスからの期限付き移籍で今季AZに加入。エールディビジで開幕スタメンを飾ってゴールを決めるなど順調なスタートを切った19歳の日本人選手について、「元気で屈託のない若者として、新たなクラブに難なく馴染むことができた」と地元紙は述べている。
その菅原がチームの練習後にチャレンジしていたプレーは、いわゆる「前転スロー」。スローインからボールを地面について前転し、その勢いでボールを遠くまで飛ばそうとするプレーだ。だが菅原が投げようとしたボールは真上に飛んでしまい失敗に終わったようだ。
「スガワラは新たな秘密の武器を練習している」として地元紙はその様子を動画とともに紹介。「スペクタクルなプレーだがもう少し練習が必要なようだ」と述べ、「彼がこの秘密兵器を試合で使えるチャンスは大きくはないだろう」と予想している。
前転スローはともかく、菅原は今季すでに公式戦18試合に出場し、エールディビジで2位に位置するなど好調な戦いを続けるチームに貢献している。28日にはヨーロッパリーグの試合でFW浅野拓磨の所属するパルチザンと対戦する。
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