矢野貴章【写真:Getty Images】
J2のアルビレックス新潟は22日、元日本代表FW矢野貴章と来季以降の契約を締結しないことを発表した。クラブの公式サイトで発表されている。
矢野は2003年に柏レイソルに入団。プロ1年目の開幕戦から先発メンバーに抜擢されるなどリーグ戦18試合に出場した。2006年には新潟に移籍。その後、2010年にフライブルクに移籍し、海外初挑戦となった。2012年には古巣の新潟に復帰し、同クラブへ2度目の移籍。2013年から2016年まで名古屋グランパスでプレーし、2017年には新潟に3度目の移籍となった。今季はここまでリーグ戦31試合に出場し、2得点を記録している。
新潟のクラブ公式サイトで矢野は「アルビレックス新潟の一員として、3度もプレーする機会を与えていただいたことを本当に幸せに思います。どんなときも、チームのために何ができるのだろうかと、常に自分と向き合って考えてきました。このようにサッカーに対して真摯に向き合ってきたのは、僕のプライドであり、愛するクラブ、愛する街、愛する人々がいたからです。一生涯忘れることのない、たくさんの思い出を皆さんにプレゼントしていただきました。心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました」とコメントしている。
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