ニューカッスルの武藤嘉紀【写真:Getty Images】
元イングランド代表GKのポール・ロビンソン氏は、ニューカッスルに所属する日本代表FW武藤嘉紀が1月に移籍することを望んだとすれば、スティーブ・ブルース監督も応じるのではないかと予想している。英メディア『フットボール・インサイダー』に語った。
マインツからニューカッスルに加入して2年目を迎えている武藤。チームや環境にも慣れ、昨季以上の活躍を見せることが期待されていたが、競争の激しいFW陣の中で出場機会獲得に苦戦している。
今季プレミアリーグでは5試合の出場にとどまっており、先発はわずか1回。ここ数試合はベンチから外れることも多い状況で、地元メディアでは1月の移籍市場での放出の可能性も盛んに噂され始めている。
「選手が起用されず、出場時間を得られないようであれば、移籍を望むことになるだろう」と、トッテナムやブラックバーンの守護神として活躍したロビンソン氏は武藤の現状について語っている。
「ブルースはおそらく彼の移籍に応じることができるだろう。メンバーを入れ替えることになると思う。彼が出ていくことを望み、監督も彼が出ていくことを望むのならば、全員にとって良い取引になるだろう」と見通しを示した。
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