エデン・アザール【写真:Getty Images】
ベルギー代表のFWエデン・アザールは、今季加入したレアル・マドリーで良いスタートを切れなかった。チェルシー時代のチームメートであるMFミケル・ジョン・オビが、元同僚の問題点を指摘している。『beINスポーツ』に対する発言を『デイリーメール』などが伝えた。
2人は2012年から2017年にチェルシーでチームメートだった。チームの中心選手だったアザールは、今年夏にレアル・マドリーへの移籍が実現し、さらなる高みを目指している。
アザールの能力の高さは誰もが認めるところ。ミケルは「彼の才能は本当に信じられない。(リオネル・)メッシほどではないかもしれないが、彼はボールを自由自在に操ることができるね」と語った。ただ、もっとうまく引き出せるはずだとも感じている。
「彼は一生懸命トレーニングをするのが好きじゃなかった。僕たちが練習している間、彼はずっと立っているだけで練習の終わりを待っていたこともある」
「ただ、日曜日になると彼はいつも試合の主役だったね。アンビリーバブルだよ」
アザールは今季、リーガエスパニョーラとチャンピオンズリーグあわせて11試合に出場し、得点は1つのみと物足りない数字となっている。レアル・マドリーで主役になるためには、さらなる努力が必要なのかもしれない。
【了】