FC今治のオーナーを務める岡田武史氏【写真:宇和川勝也】
JFL(日本フットボールリーグ)のFC今治が、2020シーズンよりJリーグに入会し、J3リーグで戦うことが正式に承認された。クラブが公式ツイッターで明らかにしている。
元日本代表監督の岡田武史氏が代表者を務める今治は今季のJFLで4位以内を確定させ、ホームゲームの平均観客数2千人以上という条件もクリア。J3参入条件を満たした上で、18日に開かれたJリーグ理事会において参入の承認を受けた。
今治はJFL昇格1年目の2017年からJ3ライセンスを交付されていたが、その2017年はJFLで6位、翌2018年は5位に終わり、J3昇格に必要な順位条件を満たすことができなかった。今季は“3度目の正直”でついに悲願を成就させた。
愛媛県今治市をホームタウンとする今治は、愛媛FC(J2)に続いて同県2つ目のJリーグクラブ。四国では徳島ヴォルティス(J2)、カマタマーレ讃岐(J3)を含めて4クラブ目となる。
Jリーグ全体のクラブ数は今治を加えて56クラブとなる(J3で戦うU-23チームは含まず)。全国47都道府県中、39都道府県にクラブが存在している。
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