ボローニャの冨安健洋【写真:Getty Images】
今季からイタリア・セリエAのボローニャでプレーしている日本代表DF冨安健洋。ここ1ヶ月あまりは負傷のため離脱を余儀なくされていたが、序盤戦のパフォーマンスはイタリアメディアで好評価を受けている。
イタリア『トゥットメルカートウェブ』は17日付記事でボローニャの今季の夏の補強について論評。新加入の選手たちは全体的に満足できるパフォーマンスを見せていると評しつつ、その中でも一番の成功例として最初に冨安の名前を挙げた。
冨安は「間違いなく最もサポーターの心をつかんだ」選手であるとして、本来のポジションではない右サイドバックでのプレーぶりを評価。「今の所彼の獲得は正解だった」と述べている。
「イタリアのサッカーにも、新たな言語にも大きな問題はなかった」と新天地への適応も順調だったとの見方。一方で、「より経験豊富で抜け目ない相手と対峙した際には困難もあった」と課題も指摘している。
10月の日本代表戦で負傷して戦列を離れた冨安だが、16日にはチームの全体練習にも合流。中断明けに行われるパルマとのダービーマッチで復帰できることが期待されている。
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