久保と堂安は「リーダーシップの見せどころ」
――本日はU-22日本代表対U-22コロンビア代表の試合を見ながら、お話を伺いたいと思います。よろしくお願いします!
フローラン・ダバディ(以下、ダバディ)「よろしくお願いします!」
――久保建英、堂安律、板倉滉といったA代表の選手もスターティングメンバーに並びました。
「右サイドには橋岡(大樹)ではなく、菅原(由勢)が起用されました。スタメンの海外組は日本が5人。久保と堂安のダブルシャドーは楽しみです。」
――試合が始まりました。システムはこの年代でメインとして用いられる3-4-2-1で始まりました。久保と堂安はファールをもらって、自らFKを蹴る、という場面がありました。
「責任感とリーダーシップの見せどころですね。ただ、久保との連係はイマイチうまくいっていません。立ち上がりの課題ですね。一方で、久保は森保(一)監督の求める守備ブロックの役割を果たしています」
――個人での打開から攻め込むシーンはありましたが、効果的な崩しはここまで1回ほどでしょうか。1トップの上田(綺世)もあまり絡めていない印象です。
「たしかに、菅(大輝)と菅原(由勢)の駆け上がりやサポートが物足りない。杉岡(大暉)の方が積極的に飛び出しますね」
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