イタリア・セリエAのアントニオ・コンテ監督の自宅に銃弾の入った封筒が届けられ、脅迫行為であるとして同監督周辺で緊張感が高まっているようだ。伊紙『コッリエレ・デッラ・セーラ』が16日に伝えた。

　報道によれば、コンテ監督に届けられた匿名の封筒には脅迫文とともに銃弾ひとつが同封されていたとのこと。同監督はすぐに警察当局に通報を行い、捜査が開始されたとのことだ。

　おそらくは注目を引くための行為であり、実際に監督に危害が加えられる可能性は低いのではないかとの見方も伝えられている。だが警察ではコンテ監督や家族、クラブ周辺の警備を強化する考えのようだ。

　ユベントスやイタリア代表、チェルシーなどの元指揮官であるコンテ氏は今季からインテル監督に就任。セリエAで12試合を終えて首位ユーベと1ポイント差の2位という順調なスタートを切ることに成功しているが、リーグ中断中に思わぬ災難に見舞われることになった。

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