FC岐阜のJ3降格が決定【写真:Getty Images】
明治安田生命J2リーグ第41節の試合が16日に各地で開催されている。今節の結果により、最下位のFC岐阜は来季のJ3降格が確定した。
岐阜は前節の時点でJ3自動降格圏の21位以下でのフィニッシュが決定。だがJ2ライセンスを取得していない藤枝MYFCがJ3で現在2位に位置しており、このまま2位以内で終えたとすればJ2との入れ替えが1チームのみとなるため、まだ岐阜にも残留の望みは残されていた。
岐阜が残留に望みを繋ぐためには21位に浮上する必要があったが、ヴァンフォーレ甲府とホームで対戦した今節は1-3の敗戦。一方、前節時点で21位だった栃木SCはアウェイでV・ファーレン長崎に1-0の勝利を収めた。この結果、FC岐阜はJ2最下位でシーズンを終えることが確定。J2ライセンスを持たないチーム2つがJ3の2位以内を占める可能性は消えているため、岐阜のJ3降格が決まった。
岐阜は2008年にJリーグに参入して以来、これまで12シーズン全てをJ2で戦ってきた。2014年に創設されたJ3に降格するのはクラブ初となる。
勝ち点を37に伸ばした栃木は得失点差で鹿児島ユナイテッドFCを上回り、暫定でJ2残留圏の20位に浮上した。鹿児島は15時キックオフのホームゲームで水戸ホーリーホックと対戦している。
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