マジョルカの久保建英【写真:Getty Images】
スペイン1部のマジョルカに所属する日本代表MF久保建英は、先発への定着やマジョルカでの初ゴールに意欲を示した。クラブが公式SNSを通して9日に同選手のインタビューを伝えている。
久保はレアル・マドリーからのレンタルで今季マジョルカに加入。「最初は気候の違いだったり、色々なことに戸惑いましたけど、今はチームメートが良くしてくれているので適応できているかなと思います」と現在の状況について語る。
マジョルカでのデビュー当初はPK獲得やアシスト記録など順調なスタートを切ったが、その後は定位置確保に至らず、やや苦しい時期が続いている。オサスナ戦では移籍後初の出場なし。前節バジャドリー戦では5試合ぶりの先発出場となった。
「久々の先発だったので気持ちを新たにというか、ここから長い時間出続けることも大事になってくると思うので、できるだけ先発で出られたらそれ以上のことはないのかなと思います」と出場機会獲得への思いを述べている。
スペインではまだゴールを挙げることができていない。停滞を打破するためにも、まずは1点が必要かもしれない。「早く点を取れれば楽になれると思うので。意識はしすぎずに、確実にチャンスで狙っていければいいかなと」
マジョルカも降格圏間際の17位と苦戦が続いている。「チームとしてはまずは残留して、それからどんどん勝ち点を積み上げていきたい」と久保。個人としては「新しい環境に身を置いているので、たくさん成長して、結果も内容も突き詰めていければと思います」と目標を掲げている。
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