久保建英【写真:Getty Images】
レアル・マドリーの将来へ向けた世代交代の計画が着々と進んでいるようだ。7日にスペイン紙『マルカ』が報じている。
チームには多くの実力者が揃っているが、ルカ・モドリッチ(34歳)、セルヒオ・ラモス(33歳)、カリム・ベンゼマ(31歳)、マルセロ(31歳)、といったように30代に突入する選手が増えてきている。そういった経緯もあり、今夏の移籍市場では18歳のロドリゴ、18歳の久保建英、21歳のエデル・ミリトン、21歳のルカ・ヨビッチなどの若い選手を次々と獲得していた。
また、若手選手の一部は他クラブへ貸し出している。今夏、レアル・マドリーからの期限付き移籍でセビージャに加入した22歳のセルヒオ・レギロンは、リーグ戦10試合に出場して1得点1アシスト。ほとんどの試合でフル出場を果たすなど、すでに主力に定着している。2018年7月からドルトムントに貸し出している21歳のアクラフ・ハキミも、今ではチームに欠かせない選手に。
マドリーで活躍する若手選手やレンタル先で活躍する若手選手は、いずれマドリーを背負っていく選手に成長する可能性もあるだろう。同紙は「若い才能を獲得する計画は結果を出し始めている」とし、将来へ向けた世代交代の計画が着々と進んでいると伝えている。
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