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世界のトッププレイヤー能力値ランキング51位〜70位。こいつは誰だ!? 謎の男2人がランクイン!

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのものを参考)。

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

70位:大怪我から復帰した男

 
ルーク・ショー

ルーク・ショーの能力値や昨季リーグ戦結果、市場価値など【写真:Getty Images】

DF:ルーク・ショー(イングランド代表/マンチェスター・ユナイテッド)
生年月日:1995年7月12日(24歳)
昨季リーグ戦成績:29試合1得点4アシスト
市場価格:3000万ユーロ(約36億円)

 2015年のチャンピオンズリーグのグループステージのPSV戦で右足を複合骨折して、自身のサッカーキャリアの岐路に立たされたDFルーク・ショー。一時はサッカーを辞めることも考えたというが懸命なリハビリで無事復帰を果たす。しかし10ヶ月という離脱は長く、なかなか本調子に戻らない時期もあり苦悩の日々を過ごすが、それでもひたむきに練習に励み、今では完全復活。昨シーズンは29試合に出場して1得点4アシストの活躍を見せた。

 ショーは身長185cmとSBでありながら大柄だがスピードで劣ることはなく、フィジカルの強さも兼ね備えている。それらを武器にしたディフェンスは素晴らしく、デュエルで負けることは少ない。またオフェンス時には勇敢に上がる姿勢を見せ、サイドよりも中央に入り込んで行くプレーを好む。より狭いエリアでもボールを失わないドリブルの巧みさとテクニックを兼ね備えているのも魅力だろう。

 大怪我から復活したショーはまだ24歳。サッカー人生の大きな壁を乗り越えて、一回りも二回りも成長した彼がこれからどのような成長を見せてくれるだろうか。注目だ。

69位:俊足のSB

リカルド・ペレイラ

リカルド・ペレイラの能力値や昨季リーグ戦結果、市場価値など【写真:Getty Images】

DF:リカルド・ペレイラ(ポルトガル代表/レスター)
生年月日:1993年10月6日(26歳)
昨季リーグ戦成績:35試合2得点7アシスト
市場価格:3000万ユーロ(約36試合)

 今シーズン大躍進をしているレスターを支える人物がポルトガル代表DFリカルド・ペレイラだ。ペレイラはRSBだけでなくRMFやLSBまで幅広いポジションをこなすことが出来る器用さを思っている。

 ペレイラの能力を見るとスピードが高いのがわかる通り、その長所を活かしたプレーが持ち味だ。この長所は攻撃時に遺憾なく発揮される。足元のテクニックにも優れているペレイラはスピードを武器にペナルティーエリア内まで侵入することが出来る。またディフェンス面での貢献度は非常に高い。ボールを奪えると思うとスライディングやインターセプトを勇敢に試みるなど、アグレッシブな姿勢を見せる。攻守に渡って貢献できるのが彼の強みだ。

 今季、ペレイラはレスターで2シーズン目を迎えたが、既にイングランドの地では高い評価を得ている。このまま行けばステップアップも確実に可能なだけに、本人の鼻息も洗いだろう。

【次ページ】68位&67位

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