デポルティボの柴崎岳【写真:ムツ・カワモリ】
セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)第14節のフエンラブラダ対デポルティボ戦が現地時間2日に行われ、1-1のドローに終わった。デポルティボの日本代表MF柴崎岳はベンチ入りしたが出場しなかった。
今季加入したデポルティボで、日本代表招集などによる欠場はあったが基本的にレギュラーとしてプレーしてきた柴崎。だが前節ラシン・サンタンデール戦で出場なしに終わったのに続いて、今節もベンチで90分間を終えることになった。
現地メディア『ラ・オピニオン・ア・コルーニャ』は「ガクが2試合続けてベンチで過ごす」と日本人MFの現状を伝える記事を試合後に掲載。チーム得点王のMFアヘル・アケチェも今季初めて先発から外れたが、「ガクのケースにはより大きな意味がある」と柴崎に注目している。
「チームの軸を担う選手となることを期待されて加入し、決して逃げ隠れしない姿勢は見せてきたが、彼の存在は期待されていたほど際立ったものにはならなかった」と柴崎のこれまでの働きについて同メディアは評している。
チームも引き続き苦しい戦いが続いており、この日も追いついてドローには持ち込んだが勝利ならず。開幕戦のオビエド戦に勝利して以来13試合連続で白星がなく、3部降格圏内の最下位に沈んでいる。
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