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安西幸輝、ベンフィカ戦惨敗で評価伸びず。「ポルティモネンセ最高のチャンス」はあったが…

text by 編集部 photo by Getty Images

安西幸輝
ポルティモネンセに所属する日本代表DF安西幸輝【写真:Getty Images】

 ポルティモネンセは現地30日、ポルトガル1部リーグ第9節でベンフィカに0-4の大敗を喫した。

 5-4-1の左サイドバックとして先発出場したポルティモネンセの日本代表DF安西幸輝は、終盤に右サイドにも回り奮闘した。しかしベンフィカの圧倒的な力を前に、チーム全体が精彩を欠き現地メディアの評価は伸びなかった。

 大手『ア・ボラ』紙と『オ・ジョーゴ』紙の採点はともに「4」。それでも安西は11分に右サイドからのクロスに飛び込んで決定機を迎えるなど爪痕を残した。

『ア・ボラ』紙の寸評では「アンドレ・アウメイダの裏を取ってオディッセアス・ヴラホディモスの目の前に現れる、ポルティモネンセ最高のチャンスがあった」と、ベンフィカのゴールに迫ったプレーに触れ、「最終的には決定力を欠いてしまった」と述べられていた。

 また『オ・ジョーゴ』紙でもベンフィカの守護神ヴォラホディモスを脅かしたチャンスに触れつつ、「アントニオ・フォーリャ監督にはサイドを強化するアイディアがあった」と安西の働きに一定の評価を与えていた。

 ポルティモネンセはリーグ戦で8月半ばから勝利がなく、現在1勝3分5敗で16位に沈んでいる。ベンフィカには力の差を見せつけられたが、来月4日の次節サンタ・クララ戦で勝利を取り戻して悪い流れを断ち切りたいところだ。

【了】

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