アーセナルの元ドイツ代表MFメスト・エジルは、現地時間30日に行われるカラバオ・カップ4回戦のリバプール戦で久々の出場を果たすことになりそうだ。英紙『ミラー』など複数メディアが見通しを伝えている。

　エジルは今季のアーセナルで公式戦わずか2試合。9月24日に行われたカラバオ杯のノッティンガム・フォレスト戦に先発出場して以来、最近6試合の公式戦ではベンチにも入っていなかった。

　ウナイ・エメリ監督は先日、クラブとの合意の上でエジルを構想外の扱いとしていることをうかがわせる発言もしていた。だがリバプール戦では久々にエジルがプレーする見通しであることを示唆している。

　エメリ監督は29日朝にエジルとの話し合いを行ったとして、「彼が明日どういう形でチームを助けられると考えているか聞きたかった」とコメント。「非常に良い話ができた。明日彼はメンバーに入る」と少なくともベンチには入ることを明言している。

「我々には彼のクオリティーやスキル、一貫性が必要だ。彼のポジティブな姿勢が必要だ。ピッチ上で助けになってほしい。プレシーズンの頃や1ヶ月前のようにチームを助けてほしい」と指揮官はエジルへの期待を示した。

　先日のクリスタル・パレス戦でのサポーターに対する態度が物議を醸したMFグラニト・ジャカは欠場することが明言されている。エジルがジャカに代わってゲームキャプテンを務めることもあり得るのかどうかについて、エメリ監督は「状況次第だが、あるかもしれない」と返答している。

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