グラニト・ジャカ【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、同クラブに所属するスイス代表MFグラニト・ジャカにカウンセリングを実施するようだ。英メディア『BBC』が現地時間の30日に報じた。
アーセナルは現地時間27日に行われたプレミアリーグ第10節の試合でクリスタル・パレスと対戦。試合は2-2のドローに終わった。
この試合に先発したジャカは、アーセナルが同点に追いつかれた後の61分に交代を命じられた。ピッチ外に向け歩いていく途中で観客席からブーイングを浴びせられると、手を耳に当てて挑発的にも見える態度を取ったあと、苛立ったような様子でユニフォームを脱ぎ通路へと下がっていた。さらに、この際に侮辱的な言葉を口にしていた模様だとの報道もあった。
この一件により、アーセナル側はジャカに対してカウンセリングを行う予定であるという。ウナイ・エメリ監督は試合後に「彼は謝罪の必要はない。なぜなら、私は彼が落ち込んでいたことを知っている。我々は全てのことに関して話すことができる。でも、まずは彼だ。私の考えはジャカの経過を見て、サポーターがまた彼をサポートしてくれるようにすること」とコメントしている。
主将剥奪の噂もあるジャカだが、再びサポーターの前でプレーする姿を見せることができるだろうか。
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