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前田大然所属のマリティモ監督、ポルト撃破へ虎視眈々「様々な戦略に備え研究した」

text by 編集部 photo by Getty Images

前田大然
マリティモに所属する日本代表FW前田大然【写真:Getty Images】

 ようやく首位に立った強豪を引きずり下ろすか。日本代表FWマリティモは、30日にポルトガル1部リーグ第9節でホームにポルトを迎える。

「ポルトのような相手との対戦はいつでも素晴らしい。我々はモチベーションに溢れており、試合に向けて準備をしている。ポルトを前にして、いいリアクションを楽しみにしている。常に勝ち続けたいし、できれば明日の試合でも3ポイントを勝ち取りたい」

 マリティモを率いるヌーノ・マンタ監督は29日に行われた記者会見でポルト戦に向けた意気込みを語った。ポルトガル紙『レコード』などがその様子を伝えている。

 記者会見は大一番に向けて新たな胸スポンサーの発表も兼ねており、ジョゼ・カルロス・ロドリゲス・ペレイラ会長らとともに前田もユニフォームをまとって出席していた。

 そこでマンタ監督のポルト戦勝利にかける強い思いも感じたことだろう。指揮官は「ポルトが我々に多くのトラブルをもたらすことは知っている」と述べた上で、「マリティモはポルトの組織と彼らが見せる様々な戦略に備えて研究を重ねた」と勝利への自信を口にした。

 マリティモは10月に入ってから公式戦4試合連続で勝利から見放されている。ポルトのセルジオ・コンセイソン監督が「普段なら順位表の上から3分の1に入っているチーム」と語る通り確かな実力はあるだけに、首位チームを破って悪い流れを断ち切りたいところだ。

【了】

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