ジュゼッペ・マロッタGM【写真:Getty Images】
インテルのジュゼッペ・マロッタCEOが、蘇寧グループが経営権を取得した後のチーム状況について言及し、順調にクラブが成長していることを明かした。28日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
2016年6月、蘇寧グループがインテルの株式の約70%を取得してクラブを買収。それに伴い、蘇寧グループのチャン・ジンドン会長の息子であるチャン氏がインテルの取締役会に加わり、2018年10月にはインテルの会長に。そして、2018年12月に元ユベントスのマロッタ氏がインテルのCEOに就任している。
マロッタCEOは「インテルはスポーツ分野でのクラブの成長のための強固な基盤を築いた。今季、非常に前向きなスタートを切れたことは我々に大きな自信を与えてくれた。アントニオ・コンテ監督という世界最高の指揮官の1人を招聘したことで、彼の勝利精神が多くのイタリア人選手に浸透し、親密なグループを強くしてくれると思っている。そして、目標も達成できるだろう」と語った。
セリエA第9節が終了した時点でインテルは2位につけている。首位のユベントスとは勝ち点差1だ。蘇寧グループのもとで、再びインテルが“黄金時代”を築くかもしれない。
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