アンヘル・ディ・マリアと酒井宏樹【写真:Getty Images】
フランス・リーグアン第11節のパリ・サンジェルマン(PSG)対マルセイユ戦が現地時間27日に行われ、ホームのPSGが4-0で勝利を収めた。マルセイユの日本代表DF酒井宏樹は先発でフル出場している。
首位を走るPSGは力の差を見せつけ、前半だけでFWマウロ・イカルディとFWキリアン・ムバッペがそれぞれ2得点を記録。後半にはスコアは動かなかったが、そのままPSGが快勝を飾った。
酒井は5試合連続の先発出場で左サイドバックに入ったが、対面のアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアに大苦戦。先制点に繋がるクロスを上げられ、3点目の場面でも裏を取られてアシストを許してしまった。
フランス各メディアでは大敗を喫したマルセイユの選手の大半に低評価を下しているが、酒井はその中でも平均を下回る評価が多い。『フランス・フットボール』では酒井にチーム最低タイの採点「2」。『RMCスポーツ』でも「2」だが、こちらは単独最低点となっている。
『パリジャン』紙でも酒井に最低タイの「3」をつけ、「勇敢に戦ったがディ・マリアのプレーエリアを制限できなかった」と寸評。『Maxifoot』でも採点「2」で最低タイとし、「ディ・マリアに本物の地獄を見せられた」と記した。
その他にも多くのメディアが酒井に低評価をつけ、ディ・マリアに対する苦戦ぶりを口々に強調している。後半に本来の右サイドに移ってからはやや良くなったとの評価もあるが、マルセイユにとっても酒井にとっても悔しい一戦となった。
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