フランクフルトの鎌田大地【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ第9節のルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)対フランクフルト戦が現地時間27日に行われ、ホームのボルシアMGが4-2で勝利を収めた。フランクフルトの長谷部誠と鎌田大地はともに先発でフル出場している。
試合は前半にボルシアMGが2点をリード。59分には鎌田がゴールライン際から折り返したボールをダニー・ダ・コスタが押し込んで1点を返す。ボルシアMGがもう1点を加えたあと、79分にもCKから鎌田のクロスにマルティン・ヒンターエッガーが合わせて1点差としたが、終盤にもう1点を加えたボルシアMGが逃げ切る結果となった。
鎌田は24日に行われたヨーロッパリーグのスタンダール・リエージュ戦に続いて2試合連続の2アシストを記録。チームの結果には繋がらなかったが存在感を示した。
対戦相手のボルシアMGも、後半のフランクフルトの反撃について「鎌田大地が一番の主役」だったと公式サイトのマッチレポートに記している。独誌『キッカー』も「グラッドバッハは鎌田を抑えられず」と伝えた。
イタリア『トゥットメルカートウェブ』では、この試合の鎌田のパフォーマンスにチーム最高タイの採点「6.5」をつけた。「4回の決定機を生み出し2アシスト。結果は敗戦だが間違いなくポジティブだった。チームメートたちよりも貪欲さがある」と評している。
一方で長谷部に対する採点はチーム最低タイの「5」。「終了5分前までは良い試合だったが最後に全てを台無しにしてしまった」と、ボルシアMGのダメ押しゴールに繋がったボールロストを批判している。
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