ウエスカの岡崎慎司【写真:ムツ・カワモリ】
セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)第13節のウエスカ対エルチェ戦が現地時間27日に行われ、ホームのウエスカが2-0で勝利を収めた。1得点を挙げるなどの活躍を見せたウエスカのFW岡崎慎司に対し、地元メディアも高い評価を与えている。
岡崎は前半終了間際の45分、ペナルティーエリア内でスルーパスを受けて右足で決勝点となる先制ゴールを記録。後半にも惜しくも右ポスト内側を叩くシュートを放つなど多くのチャンスに絡んでいた。
『スポルトアラゴン』ではこの試合での岡崎のパフォーマンスに対し、チーム内で2番目タイとなる「9」の高採点をつけた。「彼の得点能力は別格。(ダニ・)ラバとともに非常に巧みに攻撃に絡み、全てのプレーに意味があった。(本拠地)エル・アルコラスの観客席を沸かせていた」と評している。
マン・オブ・ザ・マッチに選出されたのは、岡崎の得点のアシストに加えて自ら追加点を挙げるなど圧巻の活躍を見せたMFフアン・カルロス・レアル。採点は「9.5」がつけられた。
ウエスカのチーム全体の戦いぶりも各メディアで絶賛されている。『マルカ』紙は「魔法のようなウエスカがエルチェを圧倒」、地元メディア『ラジオ・ウエスカ』は「圧倒的優位のウエスカがエルチェに勝利」とこの試合について伝えた。
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