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蘇寧グループのインテル買収は成功? チャン会長「以前に比べて収益は倍以上に」

text by 編集部 photo by Getty Images

蘇寧電器のスティーブン・チャン会長
インテルのスティーブン・チャン会長【写真:Getty Images】

 インテルの会長を務める27歳のスティーブン・チャン氏が、順調にチームの収益がのびていることを明かした。26日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。

 2016年6月、蘇寧グループがインテルの株式の約70%を取得してクラブを買収。それに伴い、蘇寧グループのチャン・ジンドン会長の息子であるチャン氏がインテルの取締役会に加わり、2018年10月にインテルの会長に就任した。今月でチャン会長が就任してから1年が経過したことになる。

 チャン会長は「素晴らしい情熱で私たちを支え続けている全てのファンに感謝したい。そして、コーチ、選手、スタッフにも感謝したいと思う。ここ数年の前進は彼らの努力のおかげでもあるからだ。我々のプロジェクトは、インテルを世界のスポーツ産業のトップに導き、持続可能な経済原則に基づいたクラブを設立することを目的として、2016年6月にクラブを買収することから始まった。今日、インテルの収益は蘇寧グループが買収する前に比べて倍以上にのびており、これまでに成し遂げた素晴らしい仕事を強調している。私たちはこれまで夢にも思わなかった素晴らしい未来に向かって歩んでいる」と語り、順調にチームの収益がのびていることを明かした。

 それを裏付けるように、2019年3月に行われたインテル対ミランの“ミラノダービー”では前売りの時点でチケットが完売し収益もセリエA新記録を樹立。2019年6月には記録的な速さで2019/20のシーズンチケットが完売。2019年10月のユベントス戦は、注目の首位攻防戦とあって再びセリエA記録を塗り替える売り上げを達成していた。セリエA第8節が終了した時点で2位につけており、収益だけでなくチームの成績も好調だ。

【了】

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